海岸から約40m 西伊豆のこども園に津波避難用シェルターを導入【静岡・西伊豆町】
静岡県西伊豆町のこども園に津波などの災害時に園児の命を守るシェルターが導入され27日、関係者にお披露目されました。
西伊豆町田子にある伊豆海認定こども園は、駿河湾に面する海岸からわずか40mほどのところにあり、津波に備えて毎月近くの神社に避難する訓練しているといいます。
そうした中、27日お披露目されたのがこちらの災害用シェルター。
浮力があって燃えにくい性質の発泡スチロールに強度が高いコーティング剤が塗装されていて、いざという時はこの中に避難をします。
(伊豆海認定こども園 山本美生 園長)
「災害用シェルターを今後活用して、より安全な環境の中で、子供たちがのびのびと生活できるよう、日々の訓練を強化していきたいと思っている」
西伊豆町では、津波浸水域外へのこども園の統合案も検討されていますが、あす起こるかもしれない災害への備えは、万全の体制を取りたいと話していました。