有害性指摘の化学物質「PFAS」静岡県も調査…県内33地点の川を対象
静岡市などで有害性が指摘される化学物質「PFAS」が検出されたことをうけて、静岡県が、県内33地点の川で「PFAS」の濃度を調べていることが分かりました。
有害性が指摘される化学物質「PFAS」をめぐっては、静岡市清水区の化学工場周辺の水路から国の指針値の5倍超、井戸水から指針値の最大26倍の「PFAS」が検出されたと静岡市が発表していました。
「PFAS」は、航空自衛隊浜松基地の周辺でも指針値を超える濃度が検出されていて、県は、複数の河川や井戸水で「PFAS」が検出されたことから、10月下旬から県内33地点の川の水を対象に「PFAS」の調査を実施しているということです。調査の結果について県は、12月をめどに公表する方針です。