【静岡県】静岡市杉尾地区の無許可造成盛り土 「行政代執行」による撤去を開始
静岡市葵区の山間部に無許可で造成された盛り土について、県は30日から「行政代執行」による撤去を開始しました。
30日から静岡県の「行政代執行」による撤去が始まったのは、静岡市葵区の杉尾地区に無許可で造成された盛り土です。
静岡県は9月、盛り土を造成した「富田建材」に対して、原状回復に向けた計画書などを求める「戒告書」を交付していましたが、10月県に提出された計画書は、応急的な対応に留まるなど不十分な内容で、県は「行政代執行」による撤去を決めていました。
静岡県は、盛り土の撤去について2025年末までの完了を目指していて、約12億円と想定される工事費用は、「富田建材」に請求する方針です。