静岡ガスが「屋内養殖設備」を導入 将来の食の課題解決に(静岡)
静岡ガスは18日、静岡市の支社に小型の陸上養殖設備を導入しました。
将来的な地域における食の課題解決を目指しています。
静岡市駿河区池田の静岡ガス静岡支社に導入された陸上養殖設備は「アーク」という都内の会社が提供したもので、将来的な食の課題解決などを目的に高級魚として知られる「ヤイトハタ」と「海ぶどう」の陸上養殖を試験的に開始するということです。
水質や環境の調整を行った後、11月ごろには稚魚を放流して養殖を開始する見込みで、2025年夏ごろには地元飲食店などへの提供を目指しています。
静岡ガスの担当者は「地域におけるニーズや今後の事業拡大の可能性を探りたい」と話しています。