集中豪雨 掛川市で一時緊急安全確保(静岡)
16日未明、静岡県内では局地的に非常に激しい雨が降り、掛川市で一時「緊急安全確保」が発表されました。現在は解除されています。
気象台によりますと16日午前4時前までの1時間に磐田市で77ミリ、掛川市で56.5ミリの雨量を観測し、磐田市では7月の観測史上最大となりました。
この雨で午前5時ごろ、土砂災害の危険が高まったとして、掛川市上土方地区341世帯995人を対象に「緊急安全確保」が発表されましたが、午前7時過ぎに解除されています。
(清水将光記者)
「こちらの民家では裏山の土砂が崩れ、家の目の前まできています」
掛川市千羽では民家の裏山が崩れましたが、家の中へは土砂は入らず、けが人はいないということです。
(住民)
「ぐしゃんと音がしたんですね、あ!って言って。それで見たらあそこの
ブルーシートから土が下へ落ちてねっていう感じで」
16日午前11時現在、遠州南に大雨警報が発表されていて、気象台は土砂災害や
河川の増水などに警戒を呼びかけています。