“能登半島地震”教訓に…県警が災害時孤立集落を想定した臨時ヘリポート活用訓練を実施(静岡・南伊豆町)
静岡県警は、18日、南伊豆町で、能登半島地震を教訓に、災害で孤立した集落への対策として、臨時ヘリポートを活用した訓練を行いました。
この訓練は、大規模災害が発生した際、孤立した集落の状況をヘリコプターを使っていち早く把握し、救助救出につなげるというもので、常設のヘリポートが無い地域で行われました。18日はヘリコプターの離着陸の確認や、ヘリコプターで搬送してきたオフロード用のバイクを使い、現地の情報を収集する訓練などが初めて行われ、関係機関との連携を確認しました。
(県警本部 警備部 緊急事態対策課対策第一課長補佐 南川 教典 警部)
「(初動では)持ち込めるものが限られるので、まずどこに限られた資源を投入するかということで、まずオフロードバイクを入れて」「一番被害の大きいところ助けを求めてる人がどこにいるのかを把握して、次の段階で大きく部隊を投入する」
県警では、今後も災害孤立集落を想定したヘリコプターによる訓練を、継続的に実施していくということです。