温泉旅館火事…2つの建物は“別の火元から出火”放火の可能性も 神奈川・箱根町
神奈川県箱根町の温泉旅館で11日に起きた火事で、燃えた2つの建物は、それぞれ別の火元から出火したとみられることがわかりました。警察は、放火事件の可能性もあるとみて詳しく調べています。
警察などによりますと、11日午前4時半ごろ、箱根町の温泉旅館「豊栄荘」で火事があり、木造の“はなれ”1棟が全焼したほか、新館の一部が燃えました。
警察は出火の経緯を調べていますが、その後の捜査関係者への取材で、木造の“はなれ”と新館はそれぞれ別の火元から燃えたとみられることが新たにわかりました。新館は、3階の部屋から出火したということです。
この旅館では、去年5月にも本館が全焼する火事が起きたため休業中で、11日は無人の状態でした。
警察は、放火事件の可能性も視野に出火の原因を詳しく調べています。
最終更新日:2025年2月12日 19:29