「ACAO・SPA&RESORT」が民事再生法適用を申請…負債額約63億円で自力再建断念も観光庭園など運営継続へ(静岡・熱海市)
静岡・熱海市でリゾート事業を展開する「ACAO・SPA&RESORT」は、東京地裁に民事再生法の適用を申請しました。負債額は約63億円です。
長らく観光地・熱海の顔だった大型ホテルなどを運営してきた「ACAO・SPA&RESORT」は、新型コロナの影響で客室稼働率が低迷し、2022年には2つのホテルを売却して、ホテル事業から撤退、その後、観光庭園の「ACAO FOREST」と、敷地内にある海水浴場の営業に力を入れてきました。
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、負債額は約63億円に上り、事業縮小で採算が悪化し改善のめどが立たず、自力再建を断念したということです。また、「ACAO・SPA&RESORT」によりますと、観光庭園と海水浴場は今後も運営を続けていくということです。