裏金事件処分で離党の塩谷立議員が地元自民党支部会合に出席…次期衆院選へ出馬意欲は「変わらない」も支援者は?(浜松市)
派閥の裏金事件をめぐる処分で自民党を離党した塩谷立衆院議員が7月27日、地元・浜松市で開かれた自民党支部の会合に出席しました。塩谷議員は改めて次期衆院選への出馬の意欲を示しましたが地元の支援者の反応は?
27日、浜松市で開かれた自民党静岡8区支部の総会。比例東海ブロック選出で静岡8区の塩谷立衆院議員も姿を見せました。塩谷議員は派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件で離党勧告処分を受け、4月に自民党を離党しました。
会合の冒頭であいさつした後、退席した塩谷議員は、次の衆院選に無所属で出馬したい考えは「基本的には変わらない」と述べました。
(塩谷 立 衆院議員)
「政治資金の問題で、皆さんにいろいろご迷惑をかけ信頼を損ねたことをおわび申し上げ」「自民党を立て直してしっかりがんばってもらいたいと話した」「しっかり地域のため日本のために政治活動を続けてまいりますということですね」
Q.次期衆院選に無所属での出馬の意向は変わらない?
「基本的には、基本的には」
一方、塩谷議員の離党により、自民党静岡8区の支部長は“空席”となっていますが、この日の会合でも支部長の選考方法やスケジュールは示されませんでした。この状況に浜松中央支部の花井支部長は…。
(自民党浜松中央支部 花井 和夫 支部長)
「(8区から)自民党の衆院議員を出したいという思いはありますが」「塩谷議員もいろいろな方に相談されていると思うので、なるべく早く“賢明な判断”をしていただきたいと」「解散総選挙という話もあるので、できるだけスケジュール的にも早くしていかないと、とは思いますが、われわれが判断できる状況ではないので待つしかない」
このように述べ、次の衆院選に出馬するのかどうか「塩谷議員に早く正式に態度を表明してほしい」と述べました。