【派閥裏金】自民離党の塩谷議員(静岡8区)が森元首相から“座長として責任取って”と話しがあった事明かす(出演番組で)
自民党を離党した静岡8区の塩谷立衆院議員が13日夜、BS日テレの番組に出演し、森喜朗元首相から“座長として責任を取ってほしい”という話があったと明かしました。
静岡8区が選挙区で安倍派の座長をつとめた塩谷衆院議員は、派閥による裏金事件で離党勧告処分が確定し4月に自民党を離党しました。
塩谷議員は5月13日にBS日テレの「深層NEWS」に出演し、自身の離党勧告処分について「政治的、道義的責任をとることは必要だが、そうなると総理の責任はどうなるのか?派閥の座長である私が辞めたから解決したとはならない」と話し、改めて岸田首相を批判しました。
また2024年1月下旬、安倍派の解散を決めたことを森元首相に報告した際に、今後は「若手に任せてほしい」という趣旨の話があり、座長として何らかの責任をとるよう促されたと述べました。議員辞職などが念頭にあったとみられます。
塩谷議員は、当時、党内には座長の自分だけに責任を負わせて事件を収めようとする流れがあったが、「党全体で判断する問題」だと考えたことから森元首相からの話は聞くだけにとどめたと話しました。