【出発式】トヨタのハイブリッド車向けバッテリー工場が「トヨタバッテリー」に社名変更(静岡・湖西市)
トヨタのハイブリッド車用の蓄電池を製造してきた静岡・湖西市の会社が、10月1日、「トヨタバッテリー」に社名が変更され、豊田章男会長らが出席して出発式が行われました。
トヨタは、1996年に、パナソニックとともにハイブリッド車用の蓄電池を製造する会社を設立し、湖西市の工場などで生産を進めてきました。トヨタは、量産体制を強化し、競争力を向上するため、完全子会社化したほか、10月1日、社名を変更して車の電動化に向けて部品の内製化を進める狙いです。1日 朝、湖西市の新居工場で出発式が開かれました。
(トヨタ自動車 豊田 章男 会長)
「(父は)佐吉が後世に託した電池の工場ができ上がるのを心待ちにしていた。トヨタの名を冠した新会社がスタートする、きょう、この場に父がいたら何と言ったでしょうか」
湖西工場では、2つの工場に続いて第3工場の建設が進められていて、電気自動車やプラグインハイブリッド車のバッテリー製造も計画しているということです。