【独自】ビル火災での隊員殉職受け…消防職員対象に“職場環境”などについてのアンケート実施(静岡市)
2022年8月のビル火災で消防隊員1人が殉職したことを受け、静岡市は、約600人の消防職員に対し、職場環境などについてのアンケートを始めたことがわかりました。
静岡市消防局では、2022年8月のビル火災で消防隊員1人が殉職しました。事故調査委員会は「安全を最優先する組織風土を構築するべき」など、5項目の再発防止策をまとめていて、難波市長は内部統制や法令順守の観点から調査を行うとしていました。
こうした中、関係者によると静岡市は、消防職員など約600人を対象に、組織風土や職場環境についてのアンケートを始めたことが分かりました。アンケートは匿名で行われ、市は年度内に結果をまとめる予定です。
静岡市消防局をめぐっては、自宅への放火で職員が逮捕されるなどの不祥事が相次いでいて、今回のアンケートで組織風土が仕事に与える影響などについても調査するものと見られています。