放置された廃墟ホテル 来月から解体に向け工事 地元負担2.5億円 北海道・天人峡温泉
「羽衣の滝」で有名な天人峡温泉に廃墟化したホテルが放置されている問題で、北海道東川町は来月中旬から解体に向けた工事を始めることを明らかにしました。
東川町と美瑛町にまたがる天人峡温泉では、2軒のホテルが廃墟化し放置されています。
東川町はホテルの解体に向けて、アスベストを取り除く工事を来月中旬から始め、地元で負担する工事費用およそ2.5億円はふるさと納税でまかなう方針です。
(東川町 菊地伸町長)「この素晴らしい財産を復活させるために、負担についても広く呼びかけながら進めていきたい」
建物自体の解体は早ければ来年4月ごろに始まり、羽衣の滝に続く遊歩道は通行止めとなる予定です。