×

札幌市「治療が受けやすくなればいい」先進医療部分の自己負担額10分の7を助成 不妊治療費助成を開始

2023年12月19日 13:31
札幌市「治療が受けやすくなればいい」先進医療部分の自己負担額10分の7を助成 不妊治療費助成を開始

札幌市は不妊に悩む夫婦の経済的負担を減らすため、不妊治療の先進医療にかかった費用の一部助成を始めると発表しました。

助成は今月1日からですが、ことし4月以降に治療を開始した人も遡って適用されるということです。

助成されるのは、一部の治療費と交通費です。

治療費については、1組の夫婦に対し、先進医療の自己負担額の10分の7(上限35000円)で、交通費は、距離区分に応じて交通費にかかった自己負担額の3分2が助成されます(上限あり)

助成の対象となる方は、以下の通りです。

・保険適用の生殖補助医療と併用して、厚生労働大臣が定める先進医療をうけた方
・2023年4月1日以降に、保険適用の1回の不妊治療(生殖補助医療と併用して実施した先進医療)を始め、2024年3月31日までに治療が終了した方
・治療期間の初日の妻の年齢が43歳未満の夫婦
・申請日に夫婦いずれかが札幌市内に住所がある方
・婚姻(事実婚含む)している夫婦

また、対象となる治療は先進医療実施機関として厚生労働大臣へ届出、または承認されている医療機関で行われる治療で、

・PICSI ・タイムラプス ・EMMA/ALICE ・SEET法 ・ERA ・子宮内膜スクラッチ  などです。

助成回数は、治療開始時の妻の年齢が40歳未満の場合、1子ごとに6回まで。

治療開始時の妻の年齢が40歳から43歳未満の場合は1子ごとに3回までです。

詳しい手続きや必要書類については、札幌市のホームページなどでご確認ください。

申請窓口 札幌市不妊専門相談センター

専用電話 011-622-4500

    札幌テレビのニュース