×

“16キロ書ける”削らない鉛筆「進化していてびっくり」文房具2000種類超が集結 北海道

2024年3月8日 16:09
“16キロ書ける”削らない鉛筆「進化していてびっくり」文房具2000種類超が集結 北海道

新年度が始まるのを前に、およそ2000以上の文房具が集まった北海道内最大規模の見本市が札幌で開かれています。

便利でユニークな商品も多いということですが、どんな商品なのでしょうか。

札幌市内で開かれた文房具の見本市には22のメーカーが出店し、朝から多くの買い物客でにぎわっていました。

(北本アナウンサー)「例えばこちら、なんだと思いますか?ぷにぷにしていてやわらかい、パンの見た目なんですけど、中が実は付箋なんですよね。メモを書いて好きなところに貼ることができるんですが、こういうものが机の上にあると楽しいですよね」

他にも、車を走らせるようにして使うユニークな鉛筆削りや、デコレーションに使うテープなど2000を超える商品が集まっていて、文房具の見本市としては道内最大規模となっています。

(北本アナウンサー)「書き心地がとても良いこちら、普通の鉛筆に見えるんですが、これは削らなくても大丈夫な鉛筆なんです。先端の部分が特殊な金属と黒鉛でできていて、削る必要がない。しかも驚くべきは、どれくらい書き続けることができるんですか?」

(サンスター文具 前島麻里さん)「普通の鉛筆だと約950メートルですが、こちらは約16キロ書き続けられます」

(北本アナウンサー)「16キロ!普通の鉛筆の17倍ですよ!これ1本で!すごいですね」

16キロというと、地下鉄南北線の全区間よりも長い距離を書き続けられることになります。

(来場者)「シャープペンシルとかは芯が途中で折れて太さが変わったりするが、一定の太さで使い続けられるのは良いかなと」

こんなマイナートラブルを解決してくれる便利な商品もありました!

(北本アナウンサー)「こちらのキャンパスと書かれたノートを使ったことがある人も多いと思うのですが、これも進化しているんですよね。いままでのノートは広げていたら真ん中の部分が膨らんでくることがありましたよね。これを少し潰しながら書かなければなりませんでしたが、新しいノートはこのふくらみがほとんどなくなっているんです。フラットになっていますのですごく書きやすいんです」

手で抑えなくても平らなため、写真を撮るときにも重宝するとあって学生を中心に支持されているといいます。

(来場者)「本当に進化していて、ローラー式だったり。もうびっくりしました」

(大丸藤井セントラル 石井基裕課長)「いままでの機能を進化させたものや新しいデザインのものなどいろいろ用意している。新年度の学生に向けた文具もありますし、4月からの社会人が使えるような文房具もたくさんありますので、ぜひご覧いただけたらなと思います」

それぞれのメーカー担当者と直接会話をしながら選べるこの見本市は、9日午後6時まで開催しています。

    札幌テレビのニュース