障害者支援施設の入所者に性的虐待 50代男性職員を懲戒解雇 町が業務改善求める 北海道
北海道むかわ町にある障害者支援施設で、職員による入所者への性的虐待があったことがわかりました。
町では施設に対して業務の改善を求めています。
性的虐待があったのは、むかわ町にある障害者支援施設です。
施設を運営する社会福祉法人によりますと、ことし3月から10月にかけて当時50代の男性施設職員が、夜勤の時間帯に知的障害のある入所者の女性の体をさわるなどの性的虐待を数回加えていたと、別の入所者から相談があったということです。
町では調査の結果、性的虐待があったと認定し、施設を運営する社会福祉法人に対して経営の改善計画の提出などを求めました。
男性職員は聞き取りに対し性的虐待を認めていて、先月懲戒解雇処分となっています。
この社会福祉法人では、運営する別の高齢者施設でもおととし虐待事案が起きていて、町が行政指導を行っていたということです。
社会福祉法人では、全職員に対して再発防止徹底のための研修などを早急に行いたいとしています。