北海道下川町で、ほぼ全世帯にあたる１５００世帯で１０日から断水が続いています。

水道管から大量の水が漏れている可能性があり、町が原因を調べていますが、復旧のめどは立っていません。

下川町では１０日午後５時すぎから、町内のほぼ全世帯にあたるおよそ１５００世帯で断水が続いていて、１１日朝、役場前では飲料水の配布を行いました。

町では１０日午前１１時半ごろから、「水道の水圧が弱い」などの苦情が役場に寄せられたため、町が調べたところ、水道管のどこかで大量に水が漏れている可能性があることが分かりました。

町では水漏れした場所を特定するため、町内のほぼ全域を断水して調べています。

（町民）「やっぱりトイレとか困りますね。一日も早く復旧していただいて、お風呂に入れるようになったらいいなと思います」

また、断水の影響で下川小学校が臨時休校したほか、ほとんどの公共施設が休館となっています。

現在も原因の特定には至っておらず、復旧のめどは立っていないということです。