建物に居座ったとの想定 ヒグマの対応合同訓練 札幌
市街地でのクマの目撃が相次ぐ中、警察や猟友会などの関係機関が捕獲までの手順を確認する合同の訓練を実施しました。
札幌市内で行われた訓練には警察や道のヒグマ対策室、猟友会のハンターなどが参加しました。
クマが市街地で人を襲ったあと建物の中に居座ったという想定で、住民の避難や交通規制の手順のほか、ドローンや箱わなを使って捕獲までの流れを確認しました。
道内では近年、市街地でクマの目撃が相次いでいるほか、秋田県でも去年、人を襲ったクマがスーパーに2日以上にわたって居座る事案がありました。
警察はことしも引き続きクマの出没が多くなる可能性があることから、関係機関との連携を強化したいと話しています。
最終更新日:2025年3月11日 6:24