会計部長体調崩した間に22万円横領…住民組織の元会長を逮捕・余罪も捜査 北海道旭川市
旭川中央警察署は2025年1月21日、業務上横領の疑いで旭川市の黒川正容疑者(77)を逮捕しました。
黒川容疑者は2023年9月25日から2024年1月22日までの間、所属する旭川市の住民組織「忠和地区市民委員会」で、普通口座に預金された現金を5回にわたり引き出し、合計22万円を横領した疑いが持たれています。
警察によると、黒川容疑者は忠和地区市民委員会の元会長で、2023年9月ごろ会計部長が体調を崩し退任したことで、委員会の通帳や印鑑などを管理する業務を引継ぎ、所持していたということです。
その後、2024年4月ごろ、委員会の顧問が収支決算報告書を作成しようとしたところ、帳簿が作成されていないことに気付き、不審に思い2024年5月ごろに警察に相談し、今回の事件が発覚したということです。
黒川容疑者はは警察の調べに対して「お金を引き出したことは間違いない」と容疑を認めているということです。
警察によると通帳は2冊あり、もう片方の通帳に預けられていた現金についても黒川容疑者が着服していたとみて余罪を捜査しています。