また“タマゴショック”再来か…本州の鳥インフル影響、道内にもじわり来週からまた値上がり?
食卓に欠かせないタマゴ。
本州の鳥インフルエンザの流行によって、またタマゴが値上がりしています。
収まらない価格の高騰に、北海道内の飲食店や家計に影響が広がっています。
皿からはみ出るほど大きなオムライス!
十勝の上士幌町にあるカフェの看板メニューです。
LLサイズのタマゴを2つ使い、フライパンに流しいれた後、1合以上あるチキンライスを投入。
タマゴで包んで出来上がったのがこの大きなオムライス。
その味はー
(原田カメラマン)「ふわふわのタマゴ、おいしい」
しかし、このオムライスにも値上げの波が押し寄せているといいます。
(フォーシーズン 高橋恵子さん)「タマゴも結構高くなりましたけど、タマゴを減らすわけにはいかないのでちょっと具を減らしました。利益出ないです」
2024年度のタマゴの相場価格は徐々に増加傾向にあり、4月から比べると70円ほど高くなっています。
例年12月に需要が高まり1月に下がる傾向にありますが、2025年は本州で鳥インフルエンザが流行した影響で、1月上旬から相場が高い状況が続いているということです。
一方で、札幌市手稲区のスーパーではー
(現金問屋手稲店 津司達也代表取締役社長)「こちらがタマゴコーナーになっていまして、現状はこの値段になっています」
こちらのお店ではMSサイズの10個入りパックを160円で販売。
しかし、来週から30円~40円ほど値上げせざるを得ない状況だといいます。
値上げを前に、タマゴをかごいっぱいに買っていくお客さんの姿もありました。
(買い物客)「なんでも上がるから仕方ないのかなと思うけど、施設で使うからどうしても大量になるからかなり出費が多くなっています」
(記者)「来週から値上げになるが…」
(買い物客)「そうなんですよね~!どうしても必要なものなので、目玉焼きは1人1個ってなっちゃうから、卵焼きで5つ使うところを4つにしてとか」
(現金問屋手稲店 津司達也代表取締役社長)「相場はしょうがないとしても、少しでも(抑えたい)とは思うが、どうしても相場の上がり方が大きくなっちゃうともう耐えきれないものもあるので、状況を見ながらやっていくしかないと思っています」
高騰が続くタマゴ。
今後もさらなる価格の値上がりが予想され、飲食店や家計に影響が広がりそうです。