北海道・函館中央警察署はきょう（2024年10月3日、器物損壊の疑いで無職の男（84）を現行犯逮捕しました。

男は3日午前11時半すぎ、函館市内のスーパーで、フライドチキン1パックに爪楊枝を突き刺して損壊した疑いが持たれています。

被害を受けたスーパーでは9月から鶏肉や豚肉など肉類の商品に爪楊枝が刺される事案が複数発生していて、店は被害届を提出していました。

きょうも捜査員が店で警戒に当たっていたところ、男が商品を手に取って何かを押し込むような動作をしたため、確認すると、商品に爪楊枝が刺さっていました。

その後、捜査員が男に職務質問をすると、犯行を認めたためその場で現行犯逮捕に至りました。

調べに対し男は「間違いありません。」と容疑を認めています。

警察によりますと、爪楊枝は男が自分で持ち込んでいたもので、警察は動機などを詳しい原因を調べています。