早朝の住宅街で激しい炎 高齢夫婦と息子か 3人が死亡 住宅ほぼ全焼 北海道室蘭市
16日朝早く、北海道室蘭市の住宅で火事がありました。
家の中からは3人が救助されましたが、その後、全員の死亡が確認されました。
早朝の住宅街に消防のサイレンが鳴り響き、激しい炎と黒煙が立ち上りました。
火事があったのは、室蘭市絵鞆町3丁目の平屋建ての住宅です。
午前5時すぎ、「裏の家が火事のようだ」と近所の住民から通報がありました。
(近所に住む人)「窓から見たらものすごい煙。火事だなと思って」
(山岡記者)「火事があった住宅では、屋根付近や外壁の一部が焼け焦げ、あたりは焦げ臭いにおいが漂っています」
火はおよそ2時間後に消し止められましたが、住宅はほぼ全焼し、家の中から救助された3人が死亡しました。
近所の住民によりますと、この家には高齢の夫婦と息子が暮らしていたということで、警察が身元の確認を進めるとともに、火が出た原因を調べています。