【札幌で声を聞く街録イレブン】きょうは…闇バイトと強盗対策「噂はきく」「防カメ買った」
最近いわゆる闇バイトによる凶悪犯罪が増えています。
日常に潜む危険、皆さんはどんな対策をしているのでしょうか?
「闇バイトによる凶悪犯罪多発 防犯対策は?」
(宮永アナウンサー)「噂とか聞いたことは?」
(専門学生)「ありますね、“運ぶ”みたいな。10万円ってなったら行きたくなる気持ちも分かるけど、怖いから行かないですね」
(専門学生)「地元の治安が悪い高校でやっていたみたいな噂を聞いたことがあります。アルバイトの掲載で時給が高すぎるアルバイトは選ばないようにしています」
SNS上で「高額バイト」「即日入金」などといったうたい文句でアルバイトを募集し、その後、強盗などの凶悪犯罪に加担させられる事件が増えています。
札幌市内でも「闇バイトに応募した」と語る男らが強盗致傷で逮捕・送検された事件も起きています。
(宮永アナウンサー)「闇バイトやトクリュウの話を聞きますか?」
(大学生)「(大学の)授業でちょうどやりました。グレーゾーンのアルバイトがまわりで溢れているんじゃないかと話が出て。闇バイトと分かった瞬間にちゃんと断ち切れるような勇気がいることだなと話し合いました」
日常生活を送るうえで気を付けているという方もー
(宮永アナウンサー)「防犯対策は?」
(マチの人)「玄関や自宅の裏に防犯カメラをつけました。携帯電話で外から(映像を)見られる」
(マチの人)「玄関先に人が通れば明かりがつくセンサーライトを2~3個置きました」
(マチの人)「変な業者が来ても出ないように、ドアを開けないように、(電話も)知らない番号の時は出ない。「渡したいんですけど」と言われたら「そこ置いていってください」と言う」
一方で、自宅での防犯対策をしていないという方もいました。
相次ぐ強盗事件をうけ、札幌市内のホームセンターでは防犯グッズの売り上げが2023年の同じ時期と比べて、およそ5倍にー
窓に貼るだけでガラスが割れにくくなる「防犯フィルム」や、人が通ると自動的に明かりがつく「ライト」などを高齢者が中心に買い求め、入荷が追い付かなくなるほどの勢いだということです。
(マチの人)「お金がない若い子もいるのでやってしまうのかなと」
(宮永アナウンサー)「どうしたら防げる?」
(マチの人)「お金がないからそういうことをしてしまうので、経済がもっとまわれば一番かなと」
“闇バイト”は凶悪な犯罪につながる恐れがあります。
警察には「闇バイトに応募した」などの相談が増えていて、この3週間で46件の保護を実施したということです。
(専門学生)「断る勇気を持つことじゃないかなと。友達がやりそうだったら止めるしかない」
高額をうたうあやしいアルバイトに応募しない、防犯対策をするなど、身の回りに迫る“闇バイト”の対策をするように、ぜひみなさんで話し合って行動に移していただきたいと思います。