【集団食中毒発生】焼肉を食べた11人が下痢などの症状 ノロウイルスを検出 2日間営業停止命令 北海道士別市

名寄保健所と北海道保健福祉部健康安全局は、2025年3月12日、士別市の飲食店が提供した焼肉などを食べた11人が食中毒を発症したと発表しました。
焼肉などを提供したのは、士別市にある「炭火焼肉いち」です。
名寄保健所によりますと、2025年2月28日、3月1日、3月4日に飲食店を利用した3団体16人のうち11人が下痢、吐き気、嘔吐などの症状を訴え、うち8人が医療機関を受診しました。
検査の結果、利用客10人と従業員4人の便からノロウイルスが検出されたため、食中毒と断定したということです。
症状を訴えた人は回復傾向だということです。
提供された食品は、焼肉(セセリ、タン、カルビ、生ラムなど)、ソーセージ、サンチュ、大根サラダ、ごはん、冷麺、わかめスープ、チヂミなどです。
名寄保健所は、この焼肉店に12日・13日2日間の営業停止命令を出し、店内の清掃消毒の徹底、従業員の衛生教育、衛星管理計画などの検証を指示しています。