来遊時期早まっている可能性も…例年より1週間早く解禁 小型サケ・マス流し網漁 北海道根室市
道東沖などで操業する小型サケ・マス流し網漁が例年より1週間早くきょう解禁され、根室の歯舞漁港などから17隻が一斉に初出漁しました。
小型サケ・マス流し網漁はロシアの200海里水域内で操業し、カラフトマスやシロザケなどを捕獲します。
例年は4月10日に解禁されますが、ここ数年高い海水温の影響で来遊時期が早まり不漁となっている可能性があり、ことしは出漁を1週間早め17隻が歯舞漁港などを出港しました。
漁獲枠はロシアとの交渉で去年と同じ2050トンで、ことしは3か月間の漁期で去年の666トンを上回る漁獲量が期待されています。