「五輪招致停止でリスタート予算」学校に冷房設置 経済投資推進へ 札幌市の来年度予算案を発表
札幌市の来年度予算案が発表されました。
一般会計は過去2番目の1兆2417億円で、子どもの通院医療費の助成拡大や、学校に冷房を設置する費用などが計上されています。
来年度予算は一般会計で1兆2417億円と過去2番目の規模となりました。
子育て世帯の医療費助成は112億円で、通院医療費が無料となる助成対象を小学生から中学生まで広げるため、予算が拡充されました。
また、去年の猛暑を受け、学校などに冷房を設置するための予算も15億円計上されています。
経済分野では、脱炭素社会の実現に向けた取り組み、GX=グリーントランスフォーメーションに関する投資を呼び込むための予算が新たに計上されています。
(秋元克広市長)「オリンピック・パラリンピック招致を停止しながらGXという新たな方向性に向けていく、新たなスタート・リスタート予算」
来年度予算案は来月開会する市議会で審議されます。