重機が崖下に転落・運転手死亡…安全教育を行わなかった疑いで業者と専務を書類送検 北海道
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北海道・道東の白糠町の森林作業道で2024年6月、重機が崖に転落し、運転していた50代の男性作業員が死亡した事故で、釧路労働基準監督署は、土木工事業者「大前技建工業」と、専務取締役の男(50代)を書類送検しました。
業者と専務は、死亡した男性に対し、法令で定める安全のための特別教育を行っていなかった労働安全衛生法違反の疑いが持たれています。
労基署は認否を明らかにしていません。
作業の経験がほとんどなかった死亡した男性は、事故当日、安全管理の責任者だった専務から、指示を受けていたということです。
重機は崖下に約40メートル転落し、途中で投げ出され見つかった男性の死因は外傷性ショックでした。
最終更新日:2025年2月18日 18:46