北海道・新得町の道東自動車道で2025年2月16日午後8時半ごろ「タイヤが外れて走行不能になった」と大型トレーラーを運転していた50代の男性から警察に通報がありました。

外れたのはダブルタイヤと呼ばれ、左後輪に並列に装着していた2本で、欄干にぶつかった後、1本が対向車線に飛び出し、向かって来た乗用車の左前部に衝突しました。

乗用車は助手席側のフロントガラスが割れ、ドアミラーなども壊れましたが運転していた50代の男性に、けがはありません。

トレーラーは札幌の会社の所有で、タイヤを固定していた10本のナットは全て外れていましたが、車体側に破損はありませんでした。

運転していた男性は「外れるまで車体の異変を感じなかった」と話しているということです。

この事故で現場付近は、約3時間に渡って通行止めになりました。

警察は「運転する前にタイヤのナットの締め付け状態や空気圧を確認し、走行中に、ふらつきや異音を感じた場合は、すぐに安全な場所に停車して欲しい」と注意を呼びかけています。