札幌市白石区で７日、４０歳の母親を殺害したとして中学３年生の１５歳の少年が逮捕された事件で、少年が「ひもで首を絞めました」と供述していることが新たにわかりました。

（鷲見記者）「午後３時２８分です。事件のあったアパートに警察官が入っていきます」

続々と住宅街に姿を見せる捜査員。

殺害現場となったアパートではさきほど現場検証が始まりました。

殺人の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区に住む中学３年生の１５歳の少年です。

少年は７日午前９時４５分ごろ、自宅アパートの３階一室で、同居する４０歳の母親の首を圧迫し、殺害した疑いが持たれています。

警察に通報したのは犯行後の少年自らでした。

「母親を殺した」

母親は意識と呼吸がない状態で床の上に倒れていて、搬送先で死亡が確認されました。

（鷲見記者）「少年は容疑を認めていて、ひもで首を絞めましたと供述しているということです」

捜査関係者によりますと、少年は「ひもで首を絞めました」と供述していることが新たにわかりました。

警察はこれまでに凶器とみられるひもを押収し、事件との関連を調べていますが、母親の死因は首を絞められたことによる窒息死で、首には線状の痕があったということです。

少年はなぜ殺害に至ったのかー

事件前に少年は母親と何らかの原因で口論になったとみられていて、警察は詳しい動機などについて調べています。