右か左か…高速道路から一般道へ合流 ウインカーはどっち? カギは一時停止の標識 北海道
「ウインカーの右?左?」を迷った経験はありませんか?
例えば高速道路をおりたあと、一般道に合流する際に、ウインカーは左と右どちらに出すのが正しいのか?
正解を取材すると、意外な事実も見えてきました。
よく見る車の合流地点。
(山﨑記者)「右ウインカーを出しています。こちらの車は左ウインカーですね」
本線に合流するとき、ウインカーは右?左?
くらしの疑問を紐解くと、意外な事実がわかりました。
札幌南インターの入口から高速道路の本線へ合流する場所です。
高速道路とは「点線」で区切られていて、ほとんどの車は…
右のウインカーを出しています。
これは…正解です!
一方、高速道路から一般道路へ合流する札幌北インター出口です。
一般道路に入る手前には一時停止の標識と停止線がー
ここでも「右」のウインカーを出す車が多いのでしょうか?
(山﨑記者)「ほとんどの車が右ウインカーを出しています。中には左ウインカーもみられます」
ここでもウインカーは左右に分かれましたが…
(山﨑記者)「60台を調べた結果、左ウインカーが7台、右ウインカーが53台となりました」
(車を運転する人)「いつも迷いますね。右にウインカー出した方がいいかな。後ろの人に分かるように」
(車を運転する人)「右に入るから右に出す」
しかし、正解は「左」なのです。
その決定的な違いとは!
(道警 交通企画課 大城戸英雄さん)「一時停止の標識が設置されている場所は交差点とみなされる。基本的には(停止線で)とまって、進行方向にウインカーを出していただく」
そうです!カギは一時停止の標識の有無にあったのです。
左側の側道から斜めに合流する際、一時停止の標識がなく、点線で区切られていれば「車線変更」となり、右のウインカーが正解。
一方で、一時停止の標識があると「交差点」になります。
つまり左折と同じ扱いのため、左のウインカーを出さなければなりません。
道交法では、ウインカーを正しく使わなかった場合、じつは違反になる可能性があります!
違反点数は1点。
普通車で6000円の反則金です。
知って納得、ウインカー!
正しい合図を知ることは安全運転にもつながるのです。