札幌でも男性2人を救急搬送 「大麻グミ」食べて体調不良を訴える すすきのの店舗で購入
いわゆる「大麻グミ」を食べて体調不良を訴えている人が相次いでいる問題で、札幌でも男性2人が救急搬送されていたことがわかりました。
道の関係者によりますと今月4日、札幌市内で20代の男性2人が、いわゆる「大麻グミ」を食べた後に吐き気などを訴え、救急搬送されたということです。
ともに軽症で命に別条はありません。
2人はすすきのの店舗でグミと液体を購入したと話しているということです。
東京や大阪でも、大麻成分に似た合成化合物「HHCH」が含まれていると表示のあるグミが出回っていて、食べた人が体調不良を訴えるケースが相次いでいます。
厚生労働省の麻薬取締部は先週、東京と大阪の5店舗に立ち入り検査を行い、そのうち1店舗が販売していたグミからHHCHが検出されたということです。
現在は違法な成分とはされていませんが、武見厚労大臣はHHCHを指定薬物とするかどうか検討を行い、早ければ22日にも決定することを明らかにしました。
指定薬物となれば、来月2日から所持や使用・流通が禁止されます。