長時間で少しずつウイスキーを…小樽市職員酒気帯び運転で逮捕 市が説明・本人「すぐ解雇して」
北海道小樽市で2025年1月14日に、市職員の60代男性が酒気帯び運転の疑いで逮捕されたことをうけ、市は男性が事故前、長時間にわたって飲酒していたことなどを明らかにし、謝罪しました。
小樽市・会計年度任用職員の60代男性は、14日午前11時前、小樽市幸3丁目付近の道路で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑いで逮捕され、翌日、釈放されていました。
男性は逮捕当日、仕事が休みで自家用車を運転し買い物に出かけ、その帰りに交差点で信号待ちをしていた車に追突しました。
駆け付けた警察官は、男性の呼気からアルコールの臭いがしたため、呼気検査をしたところ、基準値を超えるアルコールが検出されたということです。
市によりますと、男性は逮捕前日の夕方に仕事を終え、帰宅してから逮捕当日の午前3時ごろまでウイスキーなどの酒を長時間にわたって少量ずつ飲んでいました。
男性は軽トラックで高齢者の自宅などからごみを集める仕事をしていて、これまで仕事中にアルコールが検出されたことはなかったということです。
男性は市の聞き取りに対し「職場に多大な迷惑をかけてしまい、すぐに解雇してもらいたい」「しばらく運転はしたくない」などと話しています。
小樽市の迫俊哉市長は「市政への信頼を損なうこととなり、心よりお詫び申し上げます」とコメントしました。