任意捜査の途中で所在不明に… 去年発生の事故について、酒気帯び運転の疑いなどで男逮捕 北海道
北海道・函館中央警察署は2025年1月14日午後7時10分ごろ、過失運転致傷と酒気帯び運転の疑いで、自称・建設作業員の男(57)を逮捕しました。
男は2024年3月24日午後9時ごろ、函館市古川町付近の道路で酒気を帯びた状態で乗用車を運転し、別の乗用車に衝突する事故を起こして乗っていた2人にけがをさせた疑いがもたれています。
衝突された乗用車を運転していた男性(56)は左肋軟骨損傷などのけが、同乗者の女性(55)は胸部打撲のけがをしました。
警察によりますと、事故現場は国道278号の片側1車線の緩やかなカーブで、男は乗用車同士の正面衝突事故を起こしました。
被害者からの110番通報で駆け付けた警察官がアルコールの検査をしたところ、男の呼気から基準値の4倍のアルコールが検出されたということです。
当時、男もけがをしたため病院に搬送されていて、当初は取り調べに応じていましたが、捜査の途中で所在不明となっていたということです。
調べに対し男は「弁解することはありません」と容疑を認めています。