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“扉の閉め忘れ”が原因と判明 JR室蘭線・特急北斗と保線作業自転車の衝突事故 JR北海道

2025年3月27日 3:20
“扉の閉め忘れ”が原因と判明 JR室蘭線・特急北斗と保線作業自転車の衝突事故 JR北海道

2025年3月6日、JR室蘭線の小幌―静狩駅の間で、特急北斗と保線作業自転車が衝突した事故について、上り線と下り線のトンネルをつなぐ連絡通路の扉を保線作業員が閉め忘れたことが原因だったことがわかりました。

扉の閉め忘れにより、列車が通過したときの風圧で連絡通路にとめていた保線作業自転車が線路に押し出されたということです。

JR北海道は再発防止策として、現場に扉を閉める注意喚起を表記したほか、閉め忘れてしまった場合でも保線作業自転車が線路に飛び出さないよう車両止めを設置したということです。

この事故では、特急北斗の乗客乗員にけが人はなかったものの、特急列車4本に最大1時間26分の遅れが生じ、約1100人に影響が出ました。

最終更新日:2025年3月27日 10:27
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