ＪＲ北海道が２０２６年春を見込んでいた新しい観光列車の運行開始が遅れることが分かりました。これに伴い、同じ路線を走る観光列車「ノロッコ号」の運行終了が１年先送りされます。

運行開始が遅れるのは釧網線や富良野線を走る予定の新たな観光列車・「赤い星」と「青い星」です。

新たな観光列車は４０年以上前に製造された車両を改造していますが、想定以上に腐食やゆがみが見つかり補修に時間を要するため、予定していた２０２６年春から運行を遅らせるということです。

(JR北海道 綿貫双泰之社長)「このいい時期に観光列車がないのは避けたい」

これに伴いＪＲ北海道は「ノロッコ号」の運行終了時期を２０２５年度から１年遅らせ、観光シーズンに対応したいとしています。