さよならイトーヨーカドー“福住と共に30年”に幕 ハムにアイドル…ドームの記憶も一緒に…
札幌市豊平区のイトーヨーカドー福住店が2024年9月23日に閉店します。
今後、食品スーパー「ロピア」を展開する「OICグループ」に譲渡されますが、店には多くの買い物客が訪れ、閉店を惜しんでいました。
1995年から営業を続けてきたイトーヨーカドー福住店は、23日に最後の営業日を迎えました。
開店してから多くの買い物客でにぎわっていましたが、店内にはすでに空になっている棚も。
また、店内には客が書いた感謝を伝えるメッセージが壁一面に貼られていました。
(鷲見記者)「札幌ドームから徒歩10分ほどの場所にあるので、イベントの時には多くの人が訪れました」
(店員)「SHINJO選手のグッズは限定です。出ただけで終了です。お早めにどうぞ求めください」
2006年、ファイターズが日本一に輝いた年には、店頭販売のグッズを買い求める人でにぎわいました。
さらにー
(村崎記者)「ご覧ください。店内は嵐一色です、大盛況です」
札幌ドームで人気アイドルグループ「嵐」のコンサートが開催された時には、ファンを盛り上げようと店内が嵐一色に染まりました。
客からは閉店を惜しむ声が聞かれました。
(札幌市民)「地下鉄の出口すぐのところにあるので便利でしたよね。ヨーカドーがなくなるのがさみしい」
(札幌市民)「家がすぐそこなので食料品とかを買いに来ていました。残念ですよね。ずっと居てくれるといいんですよ」
イトーヨーカドー福住店は10月にも、関東を中心に「ロピア」を展開する「OICグループ」に譲渡されます。
30年近く地域の人たちに親しまれてきたイトーヨーカドー福住店。
このあと午後7時にその歴史に幕を下ろします。