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高齢者から反発の声「現行制度を生かして」 敬老パス制度の見直し 市民団体が札幌市議会で訴え

2024年5月31日 16:08
高齢者から反発の声「現行制度を生かして」 敬老パス制度の見直し 市民団体が札幌市議会で訴え

札幌市が検討している新たな敬老パス制度の素案について、市民団体が現行制度の枠組みを生かした案に再考するよう市議会に訴えました。

(市民自治を創る会 小泉章夫さん)「煩雑なポイント制度への変更ではなく、現行の『敬老優待乗車証』の枠組みを生かした制度改善を検討していください」

札幌市議会の厚生委員会で市民団体の代表者は、市が導入を検討している新たな敬老パス制度について、現行の制度の枠組みを生かした制度に再考すべきなどと訴え、あわせて2件の陳情を提出しました。

市は「敬老パス」の利用上限額を7万円から2万円に引き下げ、歩数やボランティア活動への参加などに応じてポイントを付与する新制度を検討していますが、高齢者から反発する声が上がっていました。

市民団体が提出した陳情2件は市議会の厚生委員会で継続審議されます。

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