中島公園近くに新ホテル誕生 キーワードは”ブレジャー” 出張ついでに観光も! 札幌の再開発
23日に札幌に新たなホテルがオープンしました。
キーワードは「ブレジャー」です。
いま世界的なトレンドの「ブレジャー」とは?
そして、このホテルがオープンした中島公園周辺の再開発の現状は?
ゆったりとした客室は白樺をイメージし、自然の優しさを感じさせます。
23日にオープンした新しいホテル。
最大の特徴はー
(山本記者)「ゆったりとしたベッドルームでくつろいだあとは、壁を隔てたリビングルームで仕事をすることができます」
いま世界的な旅のトレンドは「ブレジャー」。
英語の「ビジネス」と「レジャー」を掛け合わせた造語で、出張のついでに延泊して観光を楽しむことが大ブームだといいます。
23日に中島公園の近くにオープンした「コートヤード・バイ・マリオット札幌」も、世界から「ブレジャー」の宿泊客を呼び込もうと様々な仕掛けがー
客室の窓からは中島公園の緑が一望。
仕事からの癒しのひと時にもなればー
館内の至るところにはコンセントが充実!
ビジネス利用の宿泊客の、かゆいところに手が届く配慮が随所に!
目玉のブランド牛の特製ローストビーフをはじめ、新鮮野菜など北海道の食材をふんだんに使用した食事でも盤石のおもてなしです。
もちろん、札幌発祥の「しめパフェ」も。
(山本記者)「旬なフルーツがたくさん使用されていて、夏らしさが感じられて美味しいです」
(マリオット・インターナショナル カール ハドソンさん)「月曜日から水曜日までオフィス、木曜日から金曜日はリゾートで仕事をしながら施設を楽しむ、週末は家族と過ごす。日本では始まっているし、これから広がっていくと考えています」
すすきのの南側・中島公園エリアは、目まぐるしいスピードでマチが変貌を遂げつつあります。
(山本記者)「ホテルのすぐそばには来年開業のビルが建設中です」
建設が着々と進む「ライラックスクエア」です。
地上14階建ての複合ビルは2025年6月完成予定で、待ち合わせができる広場やフードコート、オフィスや外資系の高級ホテルが入ります。
長年、中島公園のランドマークとしてなじみ深い、名門「札幌パークホテル」。
ホテル建て替えに合わせて、札幌市はMICE施設の整備を検討しています。
MICE施設とは、大規模な国際会議などを開催できる場所で、札幌市の国際都市化の一翼を担うと期待されています。
(市民)「にぎやかになるのは大歓迎。商業施設ができたら寄りたいと思う」
(市民)「コロナもあって一時期さびれたので、それが復活するのはいいこと」
札幌市の再開発の波は中島公園エリアにもー
キーワードは「ビジネスと観光の融合」。
新たなにぎわいの誕生に期待です。