地震は子どもたちの“学び”にも影響を及ぼしています。通常通り冬休み明けの授業を再開できるところがある一方、校舎が使えずオンライン授業などに切り替える学校もあります。

天井を覆う新聞紙。

新潟市西区の新通小学校では地震により天井の一部が崩れ落ちました。

５日は朝から先生たちが復旧作業を行い、連休明けの１月９日から通常通り授業を再開させるといいます。

先生と子どもたちがやり取りした年始の挨拶を見せてもらいました。

そこには地震への不安も…

〈新通小学校　村山和奏教諭〉
「道が割れちゃったりしてすごく怖かったという内容が届きました」

そこで、あるサプライズを用意しました

〈新通小学校　村山和奏教諭〉
「子どもたちが明るく来られるように黒板にメッセージを書いて準備をしました」

黒板に描かれたのは地震の被害に不安を抱える子どもたちを励ますメッセージです。

〈新通小学校　村山和奏教諭〉
「少しでも安心して授業を受けることができるように私たちも準備をしたので来週子どもたちが元気に学校に来てくれたらなと思います」

一方、同じ西区の坂井輪中学校では地震の影響で校舎の使用が困難となっています。
再開予定だった１月９日と１０日を臨時休校にすることが決定。
１１日以降、３年生と特別支援学級の生徒は新通小学校で対面とオンラインの授業を行います。
１、２年生は、オンライン授業を自宅で受けるといいます。

その他の新潟市内の小中学校は通常通り再開予定だといいます。