新潟市で生活保護を受ける際の証明書を偽造したなどとして12日、63歳の男が逮捕されました。

有印公文書偽造、同行使、私印偽造、同不正使用の疑いで逮捕されたのは、新潟市中央区の無職の男（63）です。

警察によりますと、男は去年4月上旬から7月上旬ごろまでの間、新潟市から交付された被保護者証明書を細工して偽名を記載し、偽造した疑いがもたれています。

また、7月上旬ごろ、新潟市中央区で警察官から職務質問を受けた際、偽造した証明書を提示し、その後の新潟中央警察署での任意の捜査でも、偽造した証明書を提示して、偽名を記載した供述調書などを提出した疑いも持たれています。

証明書は男の名前で交付され、男は別の名前に細工していました。

警察の調べに対して男は、「私がしたことで間違いありませんし、特に言い訳もありません」と容疑を認めているということです。警察が動機を調べています。