【あなたは?】新入社員にアンケート 就職先の会社で「定年まで働きたい」約2割 街で本音を聞きました 《新潟》
新年度が始まってまもなく1か月。突然ですが、新入社員のみなさん、今の会社で定年まで働きたいですか?ある調査で、就職先の会社で「定年まで働きたい」と答えた人数は約2割にとどまったことがわかりました。街で聞きました。
期待を胸に一歩を踏み出した新社会人。
ところが、東京商工会議所の調査によると、ことしの新入社員のうち就職先の会社で「定年まで働きたい」と答えた割合は、2006年度以降で最も低い21.1%という結果に。
街で本音を聞いてみました。
■20代(IT関係)
「終身雇用というところにそこに期待はできない現状ですし、自分でスキルを身に着けて転職した方が2択であるならいいんじゃないかと思います」
■20代(小売業)
「今の仕事を最低でも3年と言われているところまでやってみて、そこから続けるかどうか節目までは頑張るという感じ」
就職活動を控える大学生にも聞いてみました。
〈大学生〉
「僕は転職するかもしれないです」
「自分も転職ですね」
〈大学生〉
「ひとつの企業で出世していくのもありだけど、いろいろな企業を回ってみるのも今のトレンドじゃないですか」
〈大学生〉
「やりたい仕事があるんですけど、そんなに長く続けられなさそう。転職するのかなと思っています」
こうした若者たちの本音。上司世代の受け止めは?
■40代(飲食業)
「育ててきていろいろ教えてこれからという時に抜けていく。さくっとやめていくじゃないですか、最近の子って。昔は一番上まで上りつめていこうとかいうのも結構あったと思いますね。言われることは絶対NOとは言えない時代だった」
「定年まで働きたい」と新入社員は約2割という調査結果。
東京商工会議所は売り手市場で転職しやすい環境になっていることが要因だと見ています。
2024年4月23日「夕方ワイド新潟一番」放送より