また道路の落書き 国道の橋げたなど4か所 被害額は計約66万円 8月にも計30か所で落書き発見《新潟》
国土交通省・長岡国道事務所は1日、見附市の国道8号と長岡市の国道17号で落書きが発見されたと発表されました。
長岡市の国道では8月中旬に高架橋や地下横断歩道の24か所で、8月下旬には高架橋の6か所で、それぞれ落書きが発見されています。
現場①見附市坂井町
現場の1か所目は見附市坂井町の国道8号です。
新坂井橋の橋げたに落書きが
新坂井橋の橋げた2か所でが青やシルバーのスプレーとみられるもので落書きされていました。
大きい方は縦が約1.7メートル、横が約3メートルありました。
現場②長岡市鉢伏町
現場の2か所目は長岡市鉢伏町の国道17号です。
“市道BOX”の壁面に落書き
“鉢伏市道BOX”という、箱状のコンクリート製の構造物で、国道の下を市道がくぐる際の“トンネル”に緑色のスプレーのようなもので2か所に落書きされていました。
大きい方は縦が約1.8メートル、横が約2.5メートルありました。
警察署に通報、被害届を提出
どちらの現場も9月11日の道路パトロールで発見されました。
見附警察署と長岡警察署に通報後、警察官の現地立ち合いの上、被害届を提出しています。
被害額は、落書きを消すための費用として2か所合わせて計約66万円ということです。
決して許されるものではない
長岡国道事務所では「みだりに道路に落書きをすると一年以下の懲役または50万円以下の罰金の対象となります。このような景観を損ねる行為は決して許されるものではありません」としています。
8月以降、落書きが相次ぎ発見
長岡市では国道の落書きが相次いで発見されています。
8月17日に長岡市美沢の国道17号・中沢高架橋の橋脚と付近の地下横断歩道など計24か所で、また8月31日には長岡市長倉の国道17号・長倉高架橋の中央分離帯の壁高欄(かべこうらん)や歩道など6か所で落書きが発見されていました。
長岡国道事務所では道路パトロールを強化するとしています。