“樹森アルビ”らしさも…1人退場で苦しい戦い アルビレックス新潟 アウェー清水戦《新潟》
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サッカー明治安田J1リーグ、アルビレックス新潟は22日、アウェーで、清水エスパルスと対戦しました。
今シーズン初勝利へ。去年リーグ1位のパス数を誇った秋山がスタメンに入ります。
この試合でも序盤から、樹森新監督が掲げる「前線からの連動した守備」を披露。
積極的なプレスで守備からリズムを作ります。
前半19分、秋山が中盤で時間を作ると、宮本が前線に入れて最後は、長谷川元希。
縦に速い攻撃で相手ゴールに迫ります。
しかし前半25分、秋山のプレーが、危険なプレーと判断され、レッドカードの判定に。早い時間帯から1人少ない10人での戦いとなります。
それでも、その3分後抜け出した谷口が自らシュート、相手ゴールに迫ります。
しかし前半アディショナルタイムで清水のコーナーキック。キーパー藤田が、シュートを1度は防ぎますが、押し込まれ失点。
さらに後半17分には相手に一瞬のスキを突かれ2点を追いかける苦しい展開となります。
流れを変えたい新潟は、今シーズン新たに加わったミゲルシルヴェイラが初出場。
すると、そのミゲルが得意のドリブルで相手をかわし、攻撃の起点に。
前線の谷口へのボールは相手に奪われ、チャンスにはつなげられません。
後半30分には相手陣内に人数をかけて押し込み、谷口がシュート。
最後まで相手ゴールを目指しましたが、前半の退場が響き、樹森アルビの初勝利はお預けとなりました。
長谷川元希選手
「どう試合をひっくり返そうか、みんなで模索しながらやっていたなかで、相手もJ1だから、最後まで突破口が見つからなかった。自分たちも100パーセントでやっていたが、難しかった」
樹森大介監督
「退場するまでは準備してきた良いゲーム内容だと思っているので、切り替えて、次のゲームに準備するだけだと思っています」
次の試合は26日、アウェーで鹿島と対戦、そして次の日曜、ホーム開幕戦ではセレッソ大阪を迎え撃ちます。