27歳の男が9日、殺人予備の容疑で逮捕されました。逮捕されたのは東京都大田区に住む会社員の男（27）です。

警察の調べによりますと、男は30代の知人女性を殺害しようと去年12月19日に刃体の長さ約18センチメートルの包丁1本を携帯して来県し、知人の女性に接近しようとした殺人予備の疑いが持たれています。

男は去年12月19日午後7時頃、田上町原ケ崎新田の路上で、正当な理由がないのに刃体の長さ約18センチの包丁1本を携帯していました。
男は一人ではなく複数人で歩いていて、不審な動きをしていたことから警察官が職務質問をしたところ、ビジネスバッグの中から包丁が発見されたため、当時、銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕されていました。

その後の警察の捜査で、男が女性を殺害しようとした容疑が浮上。今回の逮捕に至りました。
男は数か月前から複数回、女性に接近しようとし、女性の関係者が警察に相談したことから警察が捜査していました。

男は、「殺人予備の容疑で逮捕されたが、これについては事実と違うので認めません。包丁を持っていたことは事実ですが、殺す目的でもっていたわけではありません」と容疑を否認しています。また持っていた包丁については護身用だったと話しているということです。

警察が詳しく調べています。