“泳ぐ宝石”ニシキゴイが新幹線で上京!? 東京駅の施設で展示 外国人観光客にPR
“泳ぐ宝石”が新幹線で上京です。ニシキゴイを外国人観光客にPRしようとイベントで展示するため20日、新幹線で東京に運ばれました。
JR長岡駅のホームに運ばれた2つの箱。中に入っているのはニシキゴイです。“泳ぐ宝石”と呼ばれるニシキゴイ。海外からバイヤーが訪れるなど年々、人気が高まっています。
外国人観光客などにさらにPRしようと東京のイベントに展示するため、新幹線を使って輸送しようというのです。
<小千谷市錦鯉漁業協同組合 間野等さん>
「車輸送だと水が揺れることがありますので、新幹線はそういったことがないですので、コイのためには非常に良いと思います」
JR東日本は、速くて振動が少ない新幹線を活用した貨物輸送を行っていますが、ニシキゴイを東京まで運ぶのは初めてです。
出発から2時間あまり……5匹のニシキゴイは無事に東京駅にある施設に到着。水槽に移され展示されると、カメラを手にした人が写真に収めていました。
<JR東日本新潟支社 和田佳史 地域共創部長>
「海外でも人気の高いニシキゴイの産地である小千谷市を、インバウンドのお客さまに知っていただくことで、小千谷市、新潟県にインバウンドの誘客の拡大に努めてまいりたいと思っております」
<小千谷市錦鯉漁業協同組合 間野等さん>
「これから新幹線で運べて早めに現地に到着すればわれわれとしてもありがたいし、PRのチャンスにもなりますので、これからも進めていきたいと思っています」
20日に運ばれたニシキゴイは、3月23日まで東京駅にある「JAPAN RAIL CAFE TOKYO」に展示されています。