新潟市は２８日から、ＪＲ新潟駅前の「東大通」で片側４車線のうち１車線を自転車専用とする社会実験を始めました。

２８日から自転車専用の通行帯が設置されたのは新潟駅前の東大通です。新潟市は駅から古町までの「にいがた２ｋｍ」に賑わいを生み出そうと、「東大通」の歩道にキッチンカーなどが出店するイベントを開催しています。その際、歩行者と自転車が接触する危険性があったため、片側４車線のうち１車線を自転車専用にして、その効果を検証します。

＜新潟市都市政策部　寺沢昴太さん＞
「今後、駅前広場もリニューアルを控えているため、そのタイミングで駅前の通りも道路の機能を見直しながら、多くの人が安全で快適に歩きたくなる通りを目指して行っています」


この社会実験に合わせ電動キックボードの試乗会も行われました。

自転車通行帯は１０月１４日まで設置され、新潟市は交通量の変化を調査して「東大通」の今後のあり方について検討する方針です。