雪崩に巻き込まれた想定 長岡市のスキー場で消防が訓練 《新潟》
雪崩に巻き込まれたスキーヤーを救助する訓練が28日、長岡市のスキー場で行われました。
訓練は長岡市の古志高原スキー場で行われ、消防隊員21人が参加しました。コース外を滑走していたスキーヤーが雪崩に巻き込まれ生き埋めになった想定です。「ゾンデ棒」と呼ばれる長さ3メートルほど棒が用意されました。
(記者リポート)
「こちらではおよそ3メートルの金属の棒を使って掘り進めその感触から雪の中に埋まった要救助者を捜索します」
県内では去年2月、妙高市でバックカントリースキー中に雪崩に巻き込まれ1人が亡くなりました。28日は雪崩により雪の中に埋まった人を救出する訓練も行われ、隊員たちは搬送までの手順を確認していました。
〈参加した隊員〉
「埋まってしまっている方を絶対助けるんだという強い気持ちを持って自分たちが雪崩の2次災害にまずあわない、そういうことも確認しつつ傷病者の救出にあたりたい」
消防は気温が高い日や雨が降った日は雪崩の危険性が高くなるとして注意を呼びかけています。