村上警察署は１０代の男性がＳＮＳ型投資詐欺の被害にあったと発表しました。

警察によりますとことし８月下旬から９月１３日頃までの間に、村上市に住む１０代後半の男性が、現金合計約３０万円をだましとられました。
男性は、ことし８月下旬、スマートフォンのＳＮＳで副業サイトの広告を見つけて申し込み相手とやりとりしていたところ、別のＳＮＳに誘導され、さらに仮想通貨取引アプリをインストールするように指示されました。

男性は指示通りにアプリをインストールし、自身が名義の金融機関の口座などを登録しました。すると報酬として現金が振り込まれたことから、この副業を続けていたところ、やりとりしていた相手から「現金を振り込めば、その金額にプラスして報酬が支払われる」と言われ、指定された口座に複数回にわたって約１５万円を振込みました。

その後、やりとりしていた相手から「報酬を支払う期限が切れた。１５万円を振り込めば報酬が支払われる」と言われ、９月１３日に指定された口座へ一度に１５万円を振込みました。
しかし「間に合わなかった。報酬を受け取るためには、１９万円が必要だ」と言われたため、不審に思って友人に相談、詐欺被害に気付いて警察へ届け出たということです。

警察はＳＮＳ型投資詐欺事件とみて捜査を進めています。