84歳女性を刺殺 鑑定留置の結果、責任を問えると判断し男を起訴 日田商業施設
2024年6月、日田市の商業施設で女性が刃物で刺されて死亡した事件について、大分地方検察庁は12日、鑑定留置していた男を殺人などの罪で起訴しました。
殺人などの罪で起訴されたのは日田市の無職・白土正博被告56歳です。
起訴状などによりますと、白土被告は2024年6月、「イオン日田店」の店内で当時80代の女性の首を持っていた果物ナイフで突き刺すなどして殺害したとされています。
白土被告について、大分地検はこれまで、精神状態などを詳しく調べる鑑定留置を行っていましたが、その結果、刑事責任を問えると判断し、12日付けで起訴しました。認否について、大分地検は明らかにしていませんが、捜査関係者によりますと、逮捕当時、白土被告は女性を刺したことについては認めていたということです。