迷子の3歳男児の保護に貢献 小学4年生の勇気ある行動「ママ―って言っていた」警察が感謝状 大分
道路脇で迷子になっていた3歳の男の子に声をかけて保護に貢献したとして、大分県中津市の小学生などに警察から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは中津市の大幡小学校4年の武藤涼馬くん10歳と会社員、井上久美子さん62歳の2人です。
武藤くんは、9月28日の午後3時半ごろ、中津市内の路上で1人で泣いている3歳の男の子を見つけて「大丈夫?」などと声をかけました。
その後、通りかかった井上さんが警察に通報して、男の子は保護されたということです。
当時、男の子は、近くの公園で家族と遊んでいましたがはぐれてしまったそうです。
◆大幡小学校4年武藤涼馬くん(10)
「(男の子は)泣いていた」
「ママ―って言っていた」
「大丈夫かなと(思った)。これから(誰かが)困っていたら声をかけて事情を聞こうかなと思う」
武藤くんは空手の道場から1人で帰る途中だったということで、中津警察署の河野康成署長は、「勇気ある行動」とたたえ感謝を伝えていました。